サーバ構築
(クラウド/VPS)
WEBシステムに対してのご要求が多種多様になる近年、その内容によっては、単純なPHP、CGI等のWEBプログラムや制限のある共有サーバでは実現できないWEBシステムが増えつつある中、 ここ10数年で専用サーバは仮想サーバ技術の進歩により、ラックマウント型マシンから、VPSを経てクラウドサーバと主流が変わってきました。
特にクラウド型の専用サーバは手ごろなコストで、自由なスペックの仮想サーバを複数台運用することができ、いつでもその契約のまま、必要なリソース、スペックに変更することができます。
専用サーバが必要なWEBシステムの運営にはクラウドサーバは最もお勧めできる選択肢です。
弊社では、LAMP環境構築、サーバデーモンプログラムの改造、その他、Perl、Shell、Cを使ったオリジナルのサーバ側プログラムの制作、サーバ間ネットワークの構築サービスも承っております。
※下記は専用サーバ構築費用の目安です。
構築内容 | インストール・設定 | 費用 |
LAMP環境構築 | ・WEBサーバ(Apache) + php ・データベースサーバ(MySQL) ・phpMyAdmin ・SSHサーバ(sshd) ・FTPサーバ(vsftpd) ・送信専用メールサーバ(postfix) ・tcprapper(簡易ファイアーウォール) |
50,000円~ |
ファイアウォール | ・Iptables | 10,000円~ |
SSL設定/認証局登録 | ・OpenSSL/mod_ssl | 25,000円~ |
※その他、下記のようなサーバ間の特殊な仕組みも承っております。
24時間サーバ負荷監視・自動調整プログラム
高負荷でもノンストップを求められるWEBシステムに最適。
システムをダウンさせない為のサーバ側プログラム構築例です。
① サーバ負荷を定期的に監視するプログラムを常駐させ、予め設定されてある上限値と比較します。
② その時点のサーバ負荷の値が上限値を超える場合、駆動部(PHPやCGIが動作している部分)に過剰負荷のフラグを立てます。
③ 駆動部はそのフラグを検知し、負荷軽減フローに入ります。(管理者へその旨をメール通知します)
④ 負荷監視プログラムが負荷の正常値を検知すれば、駆動部に正常値フラグを立てます。
⑤ 駆動部はそのフラグを検知し、通常処理に戻ります。(管理者へその旨をメール通知します)
データ自動取り込み及び
WEB反映プログラム
基幹システムのデータベースの一部を定期的にWEBサーバに反映させるプログラムの構成例です。
社内の基幹システムは通常セキュリティ上どのポートもインターネット上に公開できません。
基幹システムとWEBサーバの間にバッファ的にサーバを設置する事で安全に基幹システムのデータを WEBサーバに公開する事ができます。
データの通信には様々なプロトコルが使用できます。 セキュリティポリシーに応じて暗号化認証コードでのやり取りも可能です。
ネットワーク型
メール配信システム
複数のメールサーバで分散してメールを配信するネットワークプログラムの構成例です。
会員数が膨大で一台のメールサーバでは配信数に限界がある場合、 DBサーバと配信専用サーバに分けることで配信パフォーマンスを飛躍的に高めます。
メール配信管理画面をDBサーバに置き複数の配信スレッドと配信先会員グループを管理します。
DBサーバと各配信サーバと常駐プログラムで配信状況や負荷状況を通信し、その都度DBサーバは配信スレッドを 分解し各サーバに渡します。
各配信サーバは不着メールアドレス等の配信結果をDBサーバに返し、それを もとにDBサーバは会員データを随時更新します。各サーバは到達率を高めるため動的IPで配信します。
自動データ
バックアッププログラム
WEBで更新された画像やDBデータを別マシンにバックアップするプログラムの構成例です。
ウェブ経由でデータが更新されるWEBシステムでは、HDDの冗長構成だけでなく別サーバへのデータバックアップは必須です。
別マシンにデータをローテーション形式(過去一定期間のバックアップデータ)で自動バックアップしておくと万が一の場合でも安心です。 データ通信時は暗号化コードの認証により、WEBまたはDBサーバがFTPポートを開閉します。